未病とは簡単に説明すると、検査をしたが数値や所見的には何ら問題は無いが、しかし自覚症状がありながら有効な手当てをしていない状態です。これを中医学(東洋医学)では「未病」と呼んでいます。
なお、予防養生・健康長寿を維持するための治療、自然治癒力を引き出したり、活力を補い整えたりするのも未病治療に属します。

「未病・予防養生治療」についてもう少しお話ししましょう。
なんとなく身体がだるかったり、元気がないだけなのに「治療をしましょう」と言うと、「病気では無いのだから・・・」と思う方もいらっしゃると思います。では、「病気って何?」と考えたら、痛みや腫瘍があったり、ハッキリとした自覚症状があってはじめて「病気」だと思われる方々が大半でしょう。
しかし、中医学的な発想では、特に目立った症状が無くても、「元気がない・活力が出ない」これらはもう「病気」の段階に入っていると考えます。身体に問題がなければ、元気が出ない・活力が出ない、ということはあり得ないからです。これぞまさしく「未病(まだ病気ではないがいずれ病気に移行するかもしれない)状態」を意味します。「未病状態」は 現代医学的検査では身体の異常を数値で出すことの出来ない状態でもあります。
「未病」の治療とは、ハッキリとした症状が無いうちから鍼灸治療に来て頂き、身体のケア(目には見えない気と言う生命活力エネルギーのバランス調整や補充)をすることで疲労回復を手助けし、病気を未然に防ぐというのが目的です。「未病治療」に来ていただくことが、病気を予防し身体をいたわる「予防養生」の治療にもなるのです。
「体調不良・疲れ」などが溜まっていたら、良い仕事、或いは良い発想は生まれてこないと言えます。また、体調不良が長く続けばそれがストレスになり、やがては本当の病気にもなっていってしまいます。
ですからこそ週に一度、または10日に一度の定期的な身体のケアが必用なのです。 健康に不安のある方や、お年を召した方、多忙な方は特に日頃のケアが大切になります。元気な体は、人間の生命活動の源です。
皆様、体の発している声を常に日頃から聞いててあげて下さいませ。本当に体調に問題がなければ、体調不良を起こしたり症状を発する事はないと思います。

昔、中国では未病を見つけ未然に病を防ぐ先生が、名医と言われてました。現代でもそれは同じかと思います。

さて通常の人間ドックや健康診断を受けても数値的には問題が無いのに、「なんだか身体の調子が悪いなあ・・・」なんて思った経験はありませんか?
もし、そのような経験があるのなら、数値だけに頼った診療をしない中国医学(東洋医学)の定期的な検査(1年や半年毎の)を受けてみてはいかがでしょうか?

当院の行っている「数値だけではない定期検査」とは、一般的な(人間ドックなどで受ける)西洋医学的検査ではなく、中国医学に基づいた、問診・舌診・脈診などによって体質や体内活力(エネルギー)のバランスを判断していく検査のことです。
それにより、ご自身の身体が「寒タイプ」なのか「熱タイプ」なのか、あるいは「実タイプ」なのか、「虚タイプ」なのかがわかり、ご自身の体のウイークポイントを矯正していく手がかりを掴むことができるのです。
これらは現代医学の検査では把握することが難しい事項であり、中国伝統医学の長い歴史に蓄積された経験から得られた統計的手法により判断が可能となるのです。

この「中国医学的健康チェック」は、不定愁訴(体がだるい、やる気が起きないなどの体の不調)はあるが、検査数値に問題の無い方に特にお勧めいたします。
このような症状は、中国医学的には「未病(みびょう)」と呼ばれる状態で、いわば半健康状態ということになります。
この状態は、中国医学的に考えると「病気が表に出てきていないだけ」ですので、検査数値に問題が無いからと言って愁訴があるのにそのまま放置しておけば、それがもとで今度は本当の「病」になってしまいます。
ですから、それを未然に防ぐためにも「中国医学的健康チェック」で「未病」の状態の的確な判断をし、ご自身の体の状態・体質を把握することで、疾病の予防、健康の維持、増進に役立てて頂きたいと思います。

未病に関して、多少ご理解して頂けましたでしょうか?

未病に関して詳しくお知りになりたい方、或いは体調不良があるが数値異常がなく悩まれている方、お気軽に当院までご相談下さいませ。

 


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