インポテンス(ED)について

皆さんの中には、自分や自分のパートナーは『インポテンス(以下ED)』にかからないと思っている方も多いと思います。しかし、先ごろアムステルダムで開催された「世界インポテンス研究会議」の数字を見てみると、日本のEDの患者数は約700万人と公表されております。これは世界的にみても高い発症率だそうです。そして日本の40歳以上の約三分の一強が中程度のEDだそうです(中程度のEDとは時々は勃起ができ維持できる程度。因みに、米国では8人に一人が慢性のEDということです)。
しかも、現在の日本ではED患者の若年化がおきているといわれております。
SEXは自分たちの遺伝子を次の世代へ残すという以外にも様々な意味でとても大切な行為です。ところが、この行為が成立しないとゆうことは本人ばかりではなく、パートナーにとっても重大な問題です。しかも、誰にでも簡単に相談ができる疾患ではありませんので、いつしか自分達だけで悩んでしまい精神的重圧も高くなり、更に悪い方向に進んでしまい悪循環に陥ってしまうケースも少なくありません。実際にどの国の調査結果 をみてもEDを訴えていても実際に医師の治療を受けた人は半数に満たないそうです。


▼ インポテンス(ED)ってどんな病気?▼
まずはEDについて現代医学(西洋医学)ではどのように捉えているのか簡単に説明してゆきたいと思います。

○概念○ 
≪定義≫
『満足のいく性交為をするために陰茎を勃起させ、尚且つ、その状態を持続する能力の欠如』となっています。又、日本性機能学会の定義だと、『性交の機会の75パーセント以上で勃起が不十分なため挿入が不可能な症状』としています。つまり、SEXの機会が4回あるうちの3回が勃起不十分な状態というわけです。
現代医学ではEDを幾つかに分類していますので、その分類を紹介します。
≪分類≫
分類法もEDの捉え方によって幾通りかあります。

<分類1>
代表的な分類です。
1.機能的インポテンス    
勃起能力は正常だが精神的要因などにより十分な勃起が得られないタイプで、おもに心因性のものでEDの症状を訴える患者さんで一番多いパターンです。

2.器質的インポテンス
勃起に関与する神経・血管・ホルモンあるいは陰茎そのものに障害があるタイプで具体的には、外傷などにより神経や脳や脊髄の損傷・薬の副作用などがあり、代表的な疾患では糖尿病・動脈硬化・アルコール依存症・鬱などが挙げられます。

3.混合型インポテンス
機能的と器質的の区別ができなか、両者の混合しているタイプ

4.一過性インポテンス
薬剤使用中などにみられる一過性のタイプ

<分類2>
1.第一度インポテンス:パートナーとは性交できずパートナー以外だと勃起がおこる
2.第二度インポテンス:過去には性交ができていて現在は不可能なタイプ
**第一度の治療は困難で、第二度は一度に比べれば治療は容易です。

<分類3>
1.一次性(原発性)インポテンス:生来一度も性交が出来たことのないタイプ
2.二次性(続発性)インポテンス:従来は可能であったものが不可能になったタイプ

幾つかの分類を紹介したところで、次に勃起の仕組みと、それに必要な条件を簡単に考えてみたいと思います。

○ 勃起の仕組み○
勃起には性的興奮を伴う性的勃起と性的興奮を伴わない反射的勃起がありますが主に性的勃起について説明をします。
性的興奮の条件に適した刺激を与えられた脳は性的興奮を起こし、陰茎に勃起の命令を出します。この興奮に必要となるのがホルモンです。次にこの命令が中枢神経を伝わりペニスに血液を送るための筋肉を緩めます。この筋肉は弁構造となっており、この弁が開くことによりペニスを構成しているスポンジ状の海綿体へ血液が流入して勃起状態となります。海綿体に流入した血液は静脈を通 じて海綿体から流出するわけですが、構造上海綿体に血液が充満した状態では静脈は圧迫を受け、弁の作用をして勃起の維持の補助をすることになります。更に陰茎からの刺激は求心性に神経を介してお尻の骨(仙髄)に伝わり、遠心性の神経に乗り換えて再度陰茎の血液系に伝わり勃起の維持を行います。
簡単ですが勃起のメカニズムを紹介しました。次に上記をふまえて勃起に必要な条件をまとめてみましょう。

○勃起に必要な諸条件○
1.情緒的な状態
男性の勃起に対する精神的な条件は個人差がありますが、かなりデリケイトです。女性の発した一言や、ちょっとした態度でも影響します。意外と女性が考えている以上にデリケイトだったりします。

2.正常なホルモン分泌機能・適切なホルモン状態
脳の性的興奮はホルモンが深く関与しております。ホルモンを分泌させる脳の仕組み(大脳辺縁系・視床下部)とホルモンが正常であることが必要です。

3.正常な中枢神経
脳や脊髄などの神経の中枢です。脳からの指令が伝わる大切な経路になりますので、正常であることが条件になります。

4.正常な陰茎の血行状態
勃起は海綿体に血液が集まっておこりますので、正常な血液状態も条件に入ります。                      

○危険因子○     
EDの危険因子は様々ですので、ここでは代表的なものを紹介します。
* 慢性病
動脈硬化・貧血・高血圧・腎臓病・アルコール性肝機能障害・前立腺肥大・癌・アルツハイマー・鬱病・糖尿病などがあり、日本では糖尿病が特に高い危険因子に挙げられています。

* 薬物 
降圧剤・鬱病の薬剤・H2ブロッカー(胃潰瘍などの薬剤)・ホルモン製剤・非ステロイド性抗炎症薬・精神安定剤・麻薬・放射線治療などが挙げられます。

* その他
外傷・手術・不安・疲労・ストレス・心理的問題・加齢・喫煙・飲酒などがあげられ、日本人のインポテンス患者では喫煙常習者の割合が高値をしめしております。

○治療○   
治療はEDの原因となってる要因の改善になります。
皆さんも既にご存知のようにEDの原因は様々ですから、治療法も多種にわたってしまいます。例えば薬剤が原因であれば薬剤の変更・心因的要因であればカウンセリングの受診・喫煙が原因なら禁煙・肝疾患が原因なら禁酒・ホルモン不足が原因の場合はホルモン製剤の投与など様々です。ですから全てをここで紹介するのは不可能なので、通 常病院ではどの様に診察が進められ、どの様な治療法や薬を使用するのか、代表的なものを幾つか紹介します。
まず、入念なカウンセリングが行われ、次に勃起機能検査(視聴覚性的刺激試験)(睡眠時勃起検査)・男性ホルモンの数値・血管の状態・神経の伝達の状態・睾丸やペニスの状態などの検査が行われます。そして具体的な状態を把握した上で、患者さんに一番適した治療が行われます。
次にどのような治療法があるか紹介をします。
まず、器質的なEDについてはペニスの血管を拡張させて強制的に勃起をおこさせる薬剤を注入する方法があります。この方法は直接注射によって薬剤をペニスの根元に注射する方法とスポイトのような器具を使用して尿道口から注入する方法があります。前者の場合薬の効果 の維持時間は2時間位で、基本的に日本では自己注射は認められておりませんから患者さんが医師以外の場合は利便性に欠けます。後者については医師の指導を受ければ患者さん自身で行うことができるという利点がありますが、効果 維持時間は前者の半分位です。尚、怪しい通販などでも同様な注射セットと薬剤が販売されていることがありますが、これらは海綿体へ副作用を起こすおそれがありますので、医師の受診をおすすめします。
又、手術によりシリコンなどの棒を海綿体に埋め込む方法があります。これは「折り曲げ式」や「ポンプ式」等、方式は様々ですが必要なときに任意で勃起をおこすことが可能です。
心因性EDについての治療法は勃起不全をおこすストレスの排除になります。この場合の多くは性交についての不安や緊張が関与してきているので、これらを取り除く治療になります。また、スタフィング・メソドといって勃起が不十分な状態で陰茎を膣に挿入する方法があります。この場合はシリコン製の挿入の補助具が使用されます。その他にはノン・エレクト法と言って、パートナーに性交を拒絶されると余計に性欲願望がたかまる、という心理を利用して勃起を誘発させる治療法もあります。
経口薬としては「塩酸トラゾル」「ビタミン剤」「ホルモン製剤」などがあり、有名なところでは「バイアグラ」や「レビトラ」などがあります。

EDの治療法を簡単に紹介しました。
以上が現代医学から診たEDの説明になります。

つぎは中医学(東洋医学)の視点からの説明にはいります。
今回は『インポテンス』を通して、できるだけ皆さんに中医学の病気の捉え方や、治療方針の立て方から治療にいたるまでをイメージしていただけるように説明してみたいと思います。


▼中医学の生理観について▼
中医学も現代医学と同様に医学です。医学である以上そこにはしっかりとした学問体系や理論が存在します。医学には正常な身体の状態を考える『生理観』(現代医学では生理学や解剖学など・中医学では臓腑学や経絡経穴学など)というものがあり、その上に病気の成り立ちを考える『病理観』が存在します。つまり、病気を理解するためには、まず正常な身体の仕組みや構造を理解しなければ病気を理解することは出来ません。ですから、まずは中医学の生理観を理解しないと、中医学から見た病気の説明をしても殆んど理解することは出来きません。しかし中医学の生理観は現代医学のそれとは全く異なった考え方をし、とても奥深いものですので、とりあえず今回はEDに関係するものだけにしぼって説明をさせていただきます。

≪気・血・水≫ 
中医学では人の身体は「気」「血」「水」の三つの物質により構成されていると考えます。そしてこれらが多くも少なくもなく適量 で、且つスムースに流れてこそ健康でいられると考えます。では、「気」「血」「水」についてもう少しだけ説明してみましょう。

<気>
気の主な作用には、物を動かす「推動作用」・栄養に関わる「栄養作用」・身体を温める「温煦作用」・身体を守る「防衛作用」・ものを変化させる「気化作用」・体内から血や栄養物が漏れるのを防ぐ「固摂作用」など様々な働きがあります。ここでその全てを説明することは不可能なので、失調をしてしまうと陽痿の原因になってしまう働きのみを説明します。

「推動作用」
推動とは「推進」「促進」の意味があります。推動作用とは臓器組織の活動の促進や「気・血・水」の流れを促進させる作用です。先程、健康な人は「気・血・水」がスムースに流れていると述べましたが、これら「気・血・水」をスムースに流す働きをしているのが推動作用の一つになります。又、各臓器が通 常の働きができるように臓器組織の活動の促進をしているのも推動作用の一つになります。もし、推動作用が失調をしてしまうと各臓器の活動性の低下が起きたり、「気・血・水」や不要な水液がスムースに流れなくなって停滞を起こしてしまいます。又、気が停滞してしまうことを「気滞」といいます。例えばストレスなどを受けると肝の気が停滞を起こすことがあります。肝の気が停滞を起こしている状態を『肝鬱』と言い陽痿の原因の一つになります。

「気化作用」
気化作用とはものを変化させる作用です。例えば食べた物を「気・血・水」に変化させています。もし、気化作用が失調してしまうと「気・血・水」が作れなくなってしまったり、余分な水分を気化することができないため不要な水液が生まれてしまったりします。

<血>
血の主な作用は各器官を栄養しています。また、精神活動の栄養源でもあります。ですから血が充実していれば情緒も安定していられます。

<水(津液)>
水は津液とも言い、体内にある正常な水液のことをいいます。
主な作用としては身体の各部所に潤いを与えます。津液が体内をスムースに循環できるのは主に「脾」「肺」「腎」「肝」の働きと「気」の推動作用によるものです。これらの働きが失調してしまうと、津液がスムースに流れなくなってしまい停滞を起こします。この状態を水湿証といい、水湿が寒性に傾くと寒湿と言い、水湿が熱化してしまい熱性に傾いた状態を湿熱と言います。この湿熱は陽痿の原因となります。

《精》
『精』とは生命の根本をなすもので、両親から受け継ぐ「先天の精」が、生後飲食物から作られる「後天の精」の滋養をうけて形成されます。『精』の作用は性行為・妊娠・出産といった性機能や生殖機能に関与します。又、成長・発育を促進する働きもあります。『精』は「腎」に蓄えられています。そのことから「腎精」とも呼ばれています。

次に陽痿と関係のある臓器について説明をしたいと思います。                  
《腎》
腎は水液代謝・呼吸・排尿・生殖・成長・発育などに関与します。この中で陽痿と関係が深い働きとしては、生殖・成長・発育の促進があります。
「精」のところでも述べましたが「精」は腎に蓄えられており、性機能や生殖機能に関与し、成長や発育を促進する働きもあります。腎に蓄えられていることから「腎精」とよばれています。「腎精」が充実していると成長・発育し、「腎精」が衰えると老化が始まります。この過程で「腎精」がある一定の量 に達すると精子が作られたり排卵がおこり、性欲が出てきます。ですから「腎精」の不足は陽痿の原因の一つになります。
腎には腎陰と腎陽があります。これらは相対する意味で用いられる言葉です。腎陽は「命門の火」とも呼ばれ各臓器・組織器官を温煦する作用があります。そして身体を温めて水液を蒸化し生殖・成長発育の促進の機能をしております。したがって腎陽の不足は陽痿をまねきます。
腎陽と腎陰は互いに依存しあい転化しあっています。したがって一方の不足は、やがてはもう片方の不足をまねきます。また、腎精は腎陰に属しますので、何らかの原因で腎精の不足が起きれば腎陽の不足に繋がります。

《心》
心の陽痿に関わる主な作用としては、血を全身のすみずみまで循環させる働きがあります。血の作用は、先程も述べましたが各器官を栄養することです。心の作用で血が全身へ循環されて各器官は栄養されることができるのです。その他には「心は神明を主る」と言われ、感情・思考・意思・判断などの精神活動全てを統括しています。ですから、心が充実していれば情緒は安定していますが、心が失調をおこすと不安感・不眠・などの症状があらわれます。

《脾》
脾の陽痿に関わる主な作用としては「運化作用」といって、飲食物を消化吸収して「気」や「血」を作りだし肺や心に送り、残りかすは大腸に送る働きがあります。もし、「運化作用」が失調すると食欲不振・軟便・下痢・むくみ、などがあらわれます。又、「脾は思を主る」といわれ、思考・記憶・集中などを統括しています。ですから思い悩みなどの精神の消耗は脾気を損耗させてしまいます。

《肝》
肝の主な働きとしては全身の「気」の運行・精神の安定・血の貯蔵・筋や目の生理機能の維持などがあります。この中で陽痿に関与する働きは「気」の運行・血の貯蔵・筋の生理機能の維持になります。
全身の「気」を順調に流す働きのことを「疏泄作用」といいます。「肝」はこの「疏泄」の働きをしています。肝は五行説では「木」に属し、疏泄条達の性質を持ちます。肝気が条達すれば気血はのびやかであり、疏泄作用は、気の運行・消化・情志の機能がスムースに働かせる助けをします。ですから肝はノビノビしたりスムースで秩序だった状況を好みます。逆を言うとストレスにとても弱い臓器です。もし、ストレスにさらされると「肝」の「疏泄作用」が失調を起こし「気」が停滞を起こします。なかなかイメージがしにくいと思いますので、少し具体的に説明してみましょう。皆さんもイライラしたり怒った時など顔がカッーと熱くなったり、更にひどいとクラクラした経験があると思います。これは、イライラというストレス状態にさらされたことで「肝」の「疏泄作用」が失調をおこし「気滞」が生まれます。次にスムースに流れることが出来なくなった「気」は熱化します。自然界では熱は上昇する性質を持ちますので「気滞」によって生まれた熱は体の中での上部である顔や頭に上ってきます。すると顔が熱く感じます。更に自然界では熱は風を生みます、体内で熱化した気も風を生み、脳が風の影響を受けクラクラした感じがするのです。
なんとなくイメージできたでしょうか?後程《病因》の所でも紹介しますが、中医学の考え方は人の体や病気のメカニズムを自然界にリンクさせて考えます。これは中医学の特徴の一つであり、我々現代医学に慣れ親しんでいる者にとっては理解しがたい部分であるかとは思います。
さて、その他に肝には血を貯蔵する作用があります、この肝に貯蔵されている血を「肝血」と呼びます。そして筋肉の働きはこの「肝血」によって維持されています。ですから「肝血」の不足は筋肉の働きにも影響をおよぼすことになり、筋肉のケイレンや陽痿の原因にもなります。


皆さん、中医学の生理観はご理解いただけたでしょうか?我々が慣れ親しんでいる現代医学の生理観とは大分違っていたと思います。最初はなかなか理解するのは難しかったり、抵抗があったりすると思いますが、生理観の概念が違うからこそ現代医学で治らなかった病気を中医学で治すことができるわけです。
それでは次に生理観の他に中医学の独特の考え方をするものを少しだけ紹介します。これも中医学を理解する上でとても大事な予備知識になります。

《病因》
病因とは病気となる原因のことです。中医学ではこの病因を「外因・内因・不内外因」の3つに大別 します。
『外因』とは身体の外の環境が病因となるものをさします。これらは「風・湿・熱(火)・暑・寒・燥」の6種類ありますが、この中で特に陽痿の病因となるものは「湿」です。

「湿」
湿の特徴は粘り気があり、気の流れを阻害します。また、湿は重いので体の下部を侵すことが多いです(湿邪下注と言います)。例えば、梅雨の季節などに足がむくみやすくなったり、重だるくなったりする方がいます。これは梅雨時期には空気中が多湿になっており、この湿気が体の中に入り込んできておこります。「気」が充実している健康な人であれば、「気の気化作用」の働きにより体の中に侵入してきた湿を追い出すことができますが、「気」の不足を起こしている人は「気化作用」が十分に働かないため、「湿」が体の中に停滞し下部である足に下がってしまいます。すると足が重だるくなったり、むくみが出たりするわけです。
「肝」のところでも触れましたが、中医学はマクロの医学と言われ、体や病気を大きな視点で診てゆきます。例えば人の体も自然界の一部と考えます。これは中医学の独特の考え方で、「天人相合」という、古代中国哲学からきている思想です。ですから、過度な季節の変化などは当然体に大きな影響をおよぼすと考えます。これが「外因」の基本的な考え方になります。

『内因』とは過度の精神状態が病因となるものをさします。これらは「喜・怒・思・悲・恐・憂・驚」の7種類あります。これらは七情と呼ばれます。これらの内で「恐怖・驚き」は腎を傷つけ「憂鬱・怒り」は肝を傷つけ陽痿の原因となります。

『不内外因』とは内因・外因のどちらにも属さないものをさします。これらは「不節な飲食・外傷・寄生虫・過労・運動不足」などがあります。特に陽痿の病因となるものは「不節な飲食」が挙げられます。


《実証と虚証》
中医学では病気の状態を大きく実証と虚証に2分します。

『実証』
病因がとても強くて体の防衛力が抵抗出来ずに発症した病気です。例えば、いつも元気な人が強力な風邪のウイルスに侵された場合などがイメージしやすいかと思います。他には食べすぎも実証に含まれます。

『虚証』
「気・血・水」が不足したために病因自体はそれほど強くないのに発症した病気です。例えば、普通 の人には影響の無い程度のちょっとした気候の変化でも体調を崩してしまうような人がおられます。このような場合などが虚証になります。


さて、次は診断について説明をします。
そろそろ皆さんも現代医学と中医学とでは全く違うものであり、中医学にも独特の理論があることがわかっていただけてきていると思います。生理観や病理感が違うのですから当然治療理論についても現代医学のそれとはかなり違う独特の考え方をいたします。

引き続き「インポテンス 2」をご覧下さい。

 


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