■■■ 風邪予防の決め手は? ■■■
風邪をひきやすい人と、滅多にひかない人がいます。この差は本人の体質や生活環境にもよりますが、 毎日の食事や暮らし方に影響されることも大きいのです。
風邪の季節を迎え、まずは風邪を寄せつけない生活を実践してみて下さい。
風邪の原因の約9割は、ウイルス感染によるものと言われています。なかでも特に激しい症状を起こすインフルエンザウイルスの感染を、「インフルエンザ(流行性感冒)」と呼びます。他に細菌性の風邪もありますが、いずれも体力や抵抗力があればひかずにすみますし、たとえひいても早く回復することができます。
風邪を寄せつけないポイントは2つ。「栄養」と「休養」です

「栄養」の面
では、良質のたんぱく質をきちんと採って、基本的な体力をつけておく事が大切です。また、鼻やのどの粘膜を強くするには、レバー(きも)、うなぎ、あなご、卵黄や、ほうれん草などの緑黄色野菜に含まれるビタミンAを多く採るのが効果
的です。
ストレスに対する抵抗力を高めるには、キウイ、みかん、いちご、ブロッコリー、ほうれん草などのビタミンCを採るとよいでしょう。
ストレスは免疫力を低下させてしまいますから、冬の寒い時期は特に、ストレスをためないよう心のコントロールしていきましょう。

もう一つの「休養」とは、過労や睡眠不足を避け、体力を温存することです。
体が疲れて体力が落ちていると、ウイルスが細胞内に入り込み易くなり、結果
的に様々な風邪の症状を引き起こしてしまいます。ウイルスに付け入られないためにも、風邪の時期には意識的に休息をとるよう心がけましょう。簡単なようでいて一番疎かにしがちなのがこの「休養」だと思いますので、風邪をひきやすい方は特に気を付けるよう心がけて下さい。
また、 風邪は引き始めの時の休養が大切ですので、「あれ、なんだか体調がおかしいな」と感じたらすぐに体を休めるよう心がけて下さいね。
|